プロモーションサイトとは?成功事例・制作手順・費用相場まで完全解説【2025年最新版】
- シースリーレーヴ編集者

- 2025年8月13日
- 読了時間: 25分
更新日:2025年8月22日
「新商品をもっと多くの人に知ってもらいたい」「キャンペーンを効果的にPRしたい」——
そんなときに活用されるのが「プロモーションサイト」です。
しかし、「キャンペーンサイトやLPと何が違うの?」「どんな内容を載せればいいの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プロモーションサイトの基本から成功事例、制作手順、費用相場、そして失敗しないためのポイントまでをわかりやすく解説します。
目次:
└ LP・キャンペーンサイト・ブランドサイトとの違い
└ 新商品の告知 / 期間限定キャンペーン / 観光・自治体プロモーション / 採用・ブランド強化など
└ 商品プロモーション(例:ゴンチャ
└ SNS連動型 / ストーリー設計型 / 体験型サイト など
└ 目的・KPI設計 → ペルソナ設計 → コンテンツ企画 → デザイン・開発 → 公開後運用
└ ストーリー設計 / 動画・インタラクティブ要素 / SNS導線 / CTA設計の工夫
└ 小規模30〜50万円〜/中規模100〜300万円〜
└ コストを抑えるポイント、制作会社に依頼する際の注意点
└ 世界観がバラバラ、SNS導線が弱い、更新できない設計、公開前の検証不足
└ 実績の確認ポイント / コミュニケーション力 / 提案力 / SNSとの連動提案の有無
1. プロモーションサイトとは?|他サイトとの違いをわかりやすく解説

そもそも「プロモーションサイト」とは?
プロモーションサイトとは、特定の商品・サービスの認知度を高め、購買・申し込みなどの行動を促すことを目的としたWebサイトです。
たとえば新商品の発売、新サービスのリリース、キャンペーンの開催時などに設けられ、ユーザーに対してストーリー性のある魅力的な情報を届けることで、感情に訴えかける役割を果たします。
SNSや広告と連動して話題を広げたり、ブランドの世界観を深く伝えたりすることで、単なる紹介ページとは一線を画す表現が求められます。
他のサイトとの違い
以下は、似た機能を持つ他サイトとの違いを比較した表です。
サイト種別 | 特徴 | 運用期間 | 主な目的 |
プロモーションサイト | 特定の商品・ブランド訴求、世界観重視 | 数ヶ月〜長期 | 認知・関心の拡大、継続的な訴求 |
キャンペーンサイト | 期間限定イベントや施策に特化 | 1週間〜数ヶ月 | 一時的な話題づくり・参加促進 |
ランディングページ | 広告からの流入を想定し即行動へ誘導する | 常設または短期 | 商品購入・サービス申込などのCV誘導 |
ブランドサイト | 企業や商品の世界観・価値観を伝える | 長期 | ブランドの信頼性・印象形成 |
プロモーションサイトは、特定の目的やターゲットに応じて柔軟に構成されるのが特徴です。
「ストーリー×コンテンツ×デザイン」のバランスが重要で、マーケティング施策のハブとしても機能する点が、キャンペーンサイトやLPと大きく異なるポイントです。
2. プロモーションサイトが活用される具体シーン

プロモーションサイトは、業界や目的を問わず、さまざまなシーンで活用されています。ただ単に「商品を紹介する」ためのサイトではなく、企業のマーケティング戦略全体の中で、ユーザーとの最初の接点や購入直前の後押しなど、重要な役割を果たします。
以下に、具体的な活用シーンとそれぞれの目的をご紹介します。
(1)新商品のローンチプロモーション
もっとも代表的なのが、新商品や新サービスをリリースする際のプロモーションです。商品の開発背景やコンセプト、魅力を伝えるために、専用のWebサイトを立ち上げることで、SNSや広告と連動した情報発信が可能になります。
たとえば、化粧品メーカーが新しい美容液を発売する際に、成分のこだわりや実際の使用感、開発ストーリーを掲載した特設サイトを公開することで、共感を生み出し、購入意欲を高めることができます。
(2)季節限定キャンペーン・イベント連動
春夏秋冬やバレンタイン・クリスマスなどの季節イベントに合わせたキャンペーンにも、プロモーションサイトは大活躍します。これらの施策は期間限定であることが購買を後押しするため、テンポよく訴求できるWebサイトが必要です。
飲料メーカーやお菓子メーカーが「春限定のフレーバー」などを展開する際、キャンペーンの世界観を演出したプロモーションサイトを公開することで、「今しか買えない」ことを強調し、話題性と売上の両立を狙います。
(3)観光地・自治体のブランディング
最近増えているのが、地域プロモーションとしての活用です。観光客誘致、移住促進、地元産業の認知拡大など、自治体や地域企業が主導するブランディング施策として、プロモーションサイトが活用されるケースです。
写真や動画を活用しながら、地域の魅力を視覚的に伝え、SNSでの拡散を促す導線を作ることで、地方でも全国・海外からの注目を集めることが可能です。
たとえば「別府市×BEAMS」の観光プロモーションでは、プロモーションサイトを通じて温泉街の魅力やフォトスポットを紹介し、若年層の訪問を大きく伸ばした成功事例があります。
(4)採用ブランディング
自社の文化や価値観を伝え、優秀な人材を惹きつけるための採用広報としてもプロモーションサイトは非常に効果的です。通常の採用ページでは伝えきれない企業の“想い”や“人の雰囲気”を表現することで、「一緒に働きたい」と思ってもらうきっかけになります。
会社のビジョン
働く社員のインタビュー
オフィスや福利厚生の紹介
などを盛り込んだ「ストーリー型」の採用プロモーションサイトは、近年増加傾向にあり、特に中小企業やスタートアップで効果を発揮しています。
(5)クラウドファンディング・D2Cとの連動
プロモーションサイトは、クラウドファンディングやD2C事業の支援施策としても活用されます。MakuakeやCAMPFIREといったプラットフォームと連動し、世界観を伝える独自サイトを作ることで、熱量の高いファンを育てながら販売につなげることが可能です。
このように、プロモーションサイトは「BtoC」「BtoB」問わず、ターゲットに合わせた構成とストーリーを設計すれば、幅広い場面で強力な武器になります。
成功するプロモーションサイト事例
プロモーションサイトは、単なる商品の紹介ページではなく、「ブランドの世界観」や「商品を使うことで得られる体験」を訴求するメディアです。実際にユーザーの心を動かし、購買や拡散を促したプロモーションサイトの中から、参考になる事例を7つ厳選してご紹介します。
① ゴンチャ「いちご杏仁ミルクティー」特設サイト

特徴:季節感×ストーリーデザイン×購入導線の設計力
台湾発ティーブランド「ゴンチャ」が2025年春に発売した季節限定ドリンク「いちご杏仁ミルクティー」のプロモーションサイトでは、柔らかいピンクとホワイトを基調としたビジュアルが印象的。
春の訪れを感じさせる桜のビジュアル
手書き風フォントで親しみやすさを演出
商品への想いを情緒的なストーリーで表現
モバイルファーストで閲覧性・操作性を最適化
結果として、SNSでのシェアが急増し、プロモーション開始から1週間で売上が想定の1.5倍を記録したといわれています。
② 45R「デニムかるた」プロモーションサイト

特徴:日本文化とブランド哲学の融合×体験型コンテンツ
ファッションブランド45Rの「デニムかるた」では、“かるた”をモチーフにした斬新なインターフェースで、各デニムの魅力を札形式で紹介しています。
和紙テクスチャを用いたビジュアル
藍色と金色を基調とした上質な世界観
「遊び心」と「職人技」の両立
視覚・操作ともにユーザーの体験を大切にした設計で、ブランドのクラフトマンシップが自然と伝わるサイトになっています。
③ YOKUMOKU「ショコラシガール」

特徴:ストーリーコミック×高級感×ユーザー導線
洋菓子ブランド「YOKUMOKU」の限定商品「ショコラシガール」のサイトでは、ただ商品を紹介するのではなく、「ある女の子のバレンタイン」をテーマにした漫画仕立てのストーリーを展開。
ブラウン×ゴールドで高級感を演出
Webコミックで物語に引き込み、共感を誘発
ECサイトへの導線も自然でスムーズ
閲覧したユーザーが「つい最後まで読みたくなる」流れを構築し、CVR(購入率)向上にも貢献した成功例です。
④ BEAMS × 別府市「NEW BEPPU CITY GUIDE」

特徴:地域ブランディング×観光×ポップなデザイン
セレクトショップBEAMSと別府市がコラボした観光プロモーションでは、若者層をターゲットに、温泉街の魅力を明るく親しみやすく表現。
レトロと現代を融合したポップなデザイン
観光スポット紹介+アクセスガイド
アニメーションを随所に活用し、飽きさせない構成
観光プロモーションでありながら、ブランドのファッション的視点が加わることで、“別府を歩くこと”自体がワクワクする体験として表現されている点が秀逸です。
⑤ サントリー「天然水スパークリングレモン」

特徴:体感演出×動画活用×アクション誘導
「炭酸の刺激」をキービジュアルとして、まるで水が弾けるようなエフェクトやサウンドで、製品特性を視覚・聴覚で伝えるプロモーションサイト。
短尺動画で体感を演出
飲みたくなる感情を誘発するストーリービジュアル
全国の販売店情報を連動表示
視覚効果と導線設計により、店舗・ECへの回遊率が大幅に改善された事例として知られています。
プロモーションサイト制作の流れとポイント

プロモーションサイトの成功は、思いつきや感覚的な進行ではなく、戦略的に設計された制作プロセスによって生まれます。 ここでは、実際のプロモーションサイト制作における基本的な流れと、それぞれのステップで押さえておくべき重要なポイントを詳しく解説します。
ステップ①:目的とゴール(KGI・KPI)を明確にする
まず最初に行うべきは、「このプロモーションサイトで何を達成したいのか?」という目的設定です。
例えば…
新商品の認知を広げたい → SNSシェア数をKPIに
予約数を増やしたい → コンバージョン率(CVR)をKPIに
ブランドの好感度を上げたい → 滞在時間・直帰率をKPIに
このように、目的に応じて「最終成果(KGI)」と「中間指標(KPI)」を数値で明確化しておくことで、制作後の改善や振り返りが可能になります。
また、目標設定が曖昧なままだと、「誰に何を伝えるべきか」「どんなコンテンツが必要か」もブレてしまい、ユーザーに響かないサイトになってしまいます。
ステップ②:ターゲット・ペルソナの設定
次に重要なのが、サイトのターゲット(=誰に届けるのか)の設計です。
例えば、単に「20代女性」ではなく、
例:28歳女性・東京在住・Webマーケター・週末はカフェ巡り・Instagramでよくストーリーズ投稿をする
といった具体的なペルソナ像を設計することで、以下が明確になります。
どんなトーンで文章を書くべきか
どんなデザインが好まれるか
スマホでの閲覧にどこまで最適化すべきか
どのSNSと連動すべきか
プロモーションサイトでは、特に「共感」を生むことが重要なので、想定ユーザーの価値観やライフスタイルまで想像した設計が効果を発揮します。
ステップ③:コンテンツ・構成案の設計
ペルソナとゴールが決まったら、次は「どんな情報を、どの順番で伝えるか?」を整理していきます。
ここでよく使われるのが、ユーザーの行動心理に沿ったフレームワークです。
AIDAモデル:Attention → Interest → Desire → Action
QUEST法:Qualify → Understand → Educate → Stimulate → Transition
例えばAIDAに沿うなら…
キャッチコピーとビジュアルで注意を引き(Attention)
商品のストーリーで興味を持たせ(Interest)
利用者の声や特徴で購買欲を刺激し(Desire)
「今すぐ購入」ボタンで行動を促す(Action)
というように、構成を意図的に設計することで、ユーザーの心理を自然に動かすことができます。
ステップ④:デザインと表現の方向性を固める
次に、世界観を視覚的に表現するためのデザイン方針を決めます。
使用するカラーやフォント
写真やイラストのトーン
アニメーションやスクロール演出の有無
レスポンシブ(スマホ最適化)のレベル
この時、競合や参考になるサイトを複数ピックアップして「どんな世界観を作りたいか」を可視化すると、制作会社との認識ズレも減り、方向性が固まりやすくなります。
ステップ⑤:実制作・開発
ここで初めて、デザインや開発(コーディング)がスタートします。以下のような注意点があります。
UI/UXの観点で“直感的に使えるか”を意識
重すぎる演出や画像は避け、表示速度を最適化
SNS連携ボタンやシェアしやすい設計を入れる
GoogleアナリティクスやGA4のタグを設置
「見た目の美しさ」だけでなく、「ユーザーがスムーズに行動できるか」「測定と改善ができる構成か」も大切なポイントです。
ステップ⑥:公開後の運用・分析・改善
プロモーションサイトは、作って終わりではありません。
ユーザーはどのコンテンツを見ているか?
どのボタンで離脱しているか?
SNSからの流入はどのページに多いか?
など、Googleアナリティクスやヒートマップなどを活用して、運用と改善を継続的に行うことで初めて成果が生まれます。
また、商品サイクルが終わったらサイトを閉じるのではなく、別キャンペーンに活かせる設計や、次の施策に引き継げるような運用設計も大切です。
このように、プロモーションサイト制作は「目的→ターゲット→構成→表現→改善」まで、一貫した戦略設計が成果を分ける要因となります。 次章では、実際にどんなコンテンツを載せるべきか?をさらに掘り下げていきましょう。
5. プロモーションサイトに必要な構成・コンテンツ

プロモーションサイトの効果は「何を伝えるか」だけでなく、「どの順番で、どのように伝えるか」に大きく左右されます。 ここでは、ユーザーを惹きつけ、購買・申込・SNSシェアなどの具体的な行動につなげるために必要な構成要素やコンテンツの工夫について詳しく解説します。
基本構成:よくあるページ構成例
プロモーションサイトにおいてよく使われる構成は以下のような流れです:
ファーストビュー(FV)
商品・サービス紹介
開発ストーリーや背景
ユーザーの声・口コミ
使用方法・効果・利用シーン
価格・購入方法・CTA
SNS連動・シェア促進エリア
ブランドや会社紹介(任意)
FAQ・注意事項など
フッター(お問い合わせ・SNSリンク)
1. ファーストビュー(第一印象が全てを決める)
ファーストビューとは、Webサイトを開いたときにスクロールせずに最初に表示される部分です。
ここで「世界観」「価値」「雰囲気」が伝わらないと、ユーザーは一瞬で離脱します。
✅ ポイント:
キャッチコピーは「感情」や「ベネフィット」に訴える
写真・動画でイメージを明確にする
アニメーションで動きや空気感を伝えるのも効果的
読者が“自分ごと化”できるようにする
例:「春、会いにいこう。」→商品の内容より、世界観から入る設計
2. 商品・サービス紹介(特徴だけでは不十分)
「特徴を並べるだけ」ではユーザーの行動は動きません。 大切なのは「その商品を使うことで、どんな変化やメリットがあるのか」を具体的にイメージさせることです。
✅ 工夫ポイント:
Before/Afterの提示(導入前と後の違い)
成分や技術の根拠は、図解やイラストを交えて
スペック比較表で他社との違いを明確に
3. ストーリー設計(共感と納得を生む)
特にD2C商品やクラフト系商材など、ブランド思想が強いサービスは「開発者の想い」「ブランド背景」など、物語としてのコンテンツが非常に重要です。
ユーザーは単なる機能よりも、「この人が作ったから」「この想いに共感したから」商品を選びます。
✅ 例:
「娘がアトピーだったから、この石鹸を開発した」
「100年前から続く技術を、現代に蘇らせた」
ストーリーコンテンツは、読み物・動画・インタビュー形式など形式を変えることで、より多くの層にリーチできます。
4. ユーザーの声・第三者の評価(信頼の獲得)
顔写真付きの口コミ
SNS投稿の埋め込み
モニター利用者の感想
有名人や専門家のコメント
など、第三者視点のコンテンツは信頼性を高めます。 また、Instagramなどで自然に紹介されている投稿を掲載すると、「自分も投稿してみよう」と思わせる仕掛けにもなります。
5. 使用方法・シーン提案(イメージを補完)
たとえば化粧品なら、使い方動画・朝夜のルーティンなど、「どう使うか」が分かることでユーザーの安心感が増します。
商品によっては「どう使えばいいか分からない」ことが購入のハードルになるため、使い方や活用例は具体的に掲載しましょう。
また、「こんなシーンで使えます」といった提案型コンテンツも行動を後押しします。
6. CTA設計(行動を促すラストピース)
CTA(Call To Action)は、ユーザーに購入・登録・申込・SNS投稿などのアクションを促す部分です。
✅ 効果的なCTAの設計例:
「今なら初回限定で30%OFF」
「〇〇名限定キャンペーン中」
「インスタに#〇〇で投稿すると抽選でプレゼント」
また、「今すぐ購入」などのボタンはページ内に複数配置するのが効果的です。スマホユーザー向けには画面下に固定ボタンを表示するUIも検討しましょう。
7. SNS連動・ハッシュタグ活用
プロモーションサイトは、SNSとの相乗効果があってこそ威力を発揮します。
InstagramやX(旧Twitter)などへのリンクボタン
投稿例の提示(UGC化を促進)
ハッシュタグキャンペーンの案内
など、「見た→感動した→共有したくなった」という自然な流れを設計することが重要です。
このように、プロモーションサイトは構成の順序・コンテンツの深さ・導線設計の3つが組み合わさることで、最大の効果を発揮します。 次章では気になる費用について、相場とコストダウンのヒントを解説していきます。
6. プロモーションサイトの費用相場と注意点
プロモーションサイトを制作する際、最も多く聞かれるのが「一体いくらかかるのか?」という質問です。 しかし、プロモーションサイトの費用は目的・内容・規模・演出レベル・更新性などによって大きく変動します。
ここでは、実際の費用相場の目安とともに、予算を抑えるポイントや注意点も詳しく解説します。
プロモーションサイトの費用相場:構成別早見表
規模 | ページ数 | 費用目安(税込) | 内容の目安 |
小規模(簡易) | 1〜3ページ | 30〜50万円 | 静的ページ。画像とテキスト中心。アニメーションは少なめ |
中規模 | 4〜10ページ | 100〜300万円 | 動画・アニメーション演出あり。構成や導線設計が戦略的に組まれている |
大規模 | 10ページ以上 | 300万円〜 | 多言語対応、CMS実装、ECやSNS連動機能など複雑な開発含む |
このように、同じ「プロモーションサイト」といっても、その構成や表現力のレベルによって3倍以上の価格差が出ることは珍しくありません。
費用を構成する要素
費用は大きく分けて以下の要素で構成されています。
企画・戦略設計費:市場調査や構成案設計など
デザイン費:UI/UX設計、ビジュアル制作、アニメーション
撮影・イラスト制作費:プロカメラマン・イラストレーターの起用費
開発・コーディング費:レスポンシブ対応、CMS連携など
ディレクション費:進行管理や品質チェック
運用・保守費:公開後の更新・レポート提出・改善提案
これらを組み合わせて「総額」が決定されるため、要件が多くなるほど比例して価格は上昇します。
予算を抑えるためのポイント
プロモーションサイトの費用を抑えるには、**「やらないことを明確にする」**ことがカギです。以下のポイントを検討してみてください。
① 撮影や素材は社内で用意する
撮影をプロに依頼すると、数十万円〜数百万円のコストが追加されることもあります。社内で撮影できる場合や、フリー素材・既存素材で代用可能であれば、その分の費用を抑えられます。
② ページ数を必要最小限に抑える
1ページに情報をまとめた「シングルページ構成」でも、十分に魅力を伝えられる場合もあります。「各コンテンツを分けるべきか?1ページにまとめるべきか?」はUX観点で判断すると効果的です。
③ アニメーション・動画のレベルを調整する
最近のプロモーションサイトでは、スクロールに合わせて動く演出(パララックス)や背景動画が人気ですが、これらは制作工数が増える要因でもあります。静的な表現でも、写真と構成次第で魅力的に見せることは可能です。
④ CMS(更新システム)の導入は必要か見極める
キャンペーン終了後に閉じる短期運用サイトなら、CMSを使わず静的HTMLでも十分。更新頻度が少ない場合は、導入コストを削減できます。
注意点:安さだけで選ぶと逆に損をすることも
費用を抑えることも大切ですが、安さだけで制作会社を選ぶのは非常にリスクが高いです。
戦略や目的を理解せずに進められる
デザインや表現がチープで、逆にブランド価値を下げる
完成後に修正対応に別料金がかかる
スマホ対応やSEO対策が不十分
公開後の改善提案やサポートがない
このような失敗を避けるためにも、「費用対効果」で判断する視点が重要です。
安くても質の高い制作会社を見極めるポイント
提案内容に“なぜこの設計なのか”の理由がある
費用に含まれる内容が明確に提示されている
過去のプロモーション実績が明示されている
初回相談で親身に話を聞いてくれる姿勢がある
こうした点を踏まえて選ぶことで、予算内でも期待以上の成果を出せるサイト制作が可能になります。
次章では、実際によくある失敗例とその対策を具体的に解説します。どんなに良いサイトを作っても、落とし穴に気づけなければ成果にはつながりません。 「失敗から学ぶ」視点で、さらに成功に近づけましょう。
7. よくある失敗例とその対策
プロモーションサイトは、目的が明確であればあるほど成果が出やすい一方で、計画が曖昧だったり、準備不足だったりすると、見た目は良くても「効果が出ないサイト」になってしまうリスクもあります。
ここでは、実際に多くの現場で起きがちな失敗例と、それを防ぐための対策を具体的に解説します。
失敗例①:世界観がバラバラでユーザーの印象に残らない
よくあるパターン:
商品の魅力は伝えているが、ビジュアルやコピーがチグハグ
写真のトーンが統一されていない
フォントや色の使い方がブレている
問題点:
ユーザーは数秒で「このサイトは自分に関係があるかどうか」を判断します。 そのため、サイト全体に統一感のない世界観だと、メッセージが伝わらず、すぐ離脱されてしまいます。
対策:
トーン&マナー(T&M)を事前に設計する
メインカラー・フォント・レイアウトガイドを用意する
ブランドガイドラインがある場合は必ず反映する
「ビジュアルは“世界観の言語”」という意識で、一貫性を保つことが重要です。
失敗例②:ユーザー導線が不明確で、次の行動につながらない
よくあるパターン:
商品の情報が多すぎて、どこから申し込めばいいかわからない
購入ボタンが1箇所しかない or スマホで見づらい
CTA(Call To Action)の文言が弱い
問題点:
どんなに良いコンテンツがあっても、「次にどうすればいいか」が明確でなければ、ユーザーはそこで迷って離脱してしまいます。
対策:
CTAはページ内に複数設置し、視認性を高くする
スマホユーザー向けに「画面下部に固定CTA」を実装する
CTAボタンの文言を「行動に直結するもの」に(例:「今すぐ試してみる」)
ユーザーの心理に寄り添った「行動導線」の設計が欠かせません。
失敗例③:SNSとの連携が弱く、拡散が期待できない
よくあるパターン:
SNS連携ボタンが設置されていない
投稿例やハッシュタグキャンペーンの導線がない
シェアしてもリンク先がモバイル非対応 or 重い
問題点:
プロモーションサイトはSNSと連動することで初めて話題性が生まれる施策です。連携が設計されていないと、いくら優れた内容でも「知られること」自体が難しくなります。
対策:
SNSボタンはファーストビューとフッターの両方に配置
投稿例(テンプレート文)を記載してハードルを下げる
シェア後の遷移先(OGP画像やページ構成)を最適化する
特にInstagramやX(旧Twitter)との連携は必須といっても過言ではありません。
失敗例④:制作会社と認識がズレたまま進行してしまう
よくあるパターン:
最初に要望を十分に伝えていない
完成したサイトがイメージと全然違う
修正費用がかさみ、予算オーバーに
問題点:
プロモーションサイトは「雰囲気」「体験」を重視する設計が多く、曖昧な言葉で進めると意図が伝わらずに失敗するケースが多く見られます。
対策:
初期に「参考サイト」や「NG例」を共有してイメージをすり合わせる
ワイヤーフレームや構成案で構造を明示する
「制作物に含まれる内容」を契約書や提案書で明確化する
しっかりとしたディスカッションと資料化が、後悔しない進行の鍵です。
失敗例⑤:運用や改善のことを考えておらず、作ったままで終わる
よくあるパターン:
公開したきり一切更新していない
アクセス解析が入っていない
施策の成果が不明で、社内に説明できない
問題点:
せっかく作ったサイトも、「運用しない」「改善しない」ことで本来得られるはずだった効果を逃してしまうことに。
対策:
公開後のPDCAを前提とした契約・体制を構築する
Googleアナリティクスやヒートマップを初期から設置する
月次で分析レポートを確認し、改善を継続する
プロモーションサイトは“完成”ではなく“スタート”と考えましょう。
以上のような失敗は、少しの工夫や確認で未然に防げるものばかりです。 制作前・制作中・公開後のすべてのフェーズで、「ユーザー視点」と「目的の明確化」を忘れなければ、プロモーションサイトは大きな成果を生む強力な武器になります。
プロモーションサイト制作会社の選び方

プロモーションサイトの成否は「誰と作るか」で大きく変わります。 どれだけ魅力的な商品やサービスを持っていても、それを効果的に伝える戦略・表現・導線設計がなければ、期待していた成果は得られません。
ここでは、プロモーションサイト制作を依頼する際に信頼できるパートナーを見極めるための基準を詳しくご紹介します。
1. プロモーションサイトの制作実績があるか
まず確認すべきは、「プロモーションサイト」そのものの制作実績があるかどうかです。
Web制作会社と一口に言っても、得意分野は大きく異なります。
コーポレートサイト中心(堅め・情報整理型)
ECサイト中心(商品点数が多く構造が複雑)
採用サイト中心(コンテンツ重視)
プロモーションサイトは、感性・ストーリー性・体験設計が求められる特殊なジャンル。 そのため、単に「サイトを作れる」だけでなく、ユーザーの感情を動かすことを理解している制作会社を選ぶべきです。
チェックすべきポイント:
過去のプロモーション系事例のURLや制作背景が公開されているか
ブランドや商品の世界観をしっかり表現できているか
戦略(なぜその構成にしたか)を語れる実績があるか
2. ヒアリング・提案内容が的確か
制作会社と最初にやりとりをする中で、「話をどれだけ丁寧に聞いてくれるか」「要望をどう受け取るか」は極めて重要な判断材料です。
一方的にテンプレート案を出してくる
ヒアリング内容を反映せずに提案される
専門用語を多用して説明が分かりづらい
このようなケースでは、制作途中や納品後のトラブルに発展する可能性があります。
逆に、「本質的な課題」をヒアリングの中で見抜き、提案内容に反映してくれる会社は、プロモーションの目的達成を一緒に目指してくれるパートナーとなり得ます。
3. SNS連携や広告・運用も含めて提案できるか
現代のプロモーションサイトは単体で完結しません。 SNSでのシェアや広告からの流入、サイト閲覧後のリターゲティング施策など、Webマーケティング全体の設計が欠かせません。
そのため、以下のような対応が可能な制作会社は特に安心です。
SNSとの連携導線を設計できる
OGP(SNSシェア時の画像・文言)設計に対応できる
リスティングやSNS広告のクリエイティブ提案ができる
アクセス解析や改善提案まで対応可能
「Webサイトを作る」だけでなく、「成果を出すところまで見据えて動いてくれるか」が信頼の分かれ目です。
4. 見積もり・契約範囲が明確であるか
予算に関するトラブルは、事前にしっかりと防ぎましょう。
ページ数ごとの費用が分かれているか
撮影や素材費は別途かどうか
修正対応回数と範囲は明記されているか
公開後の保守や運用の範囲と料金
上記の項目が曖昧なままだと、後から「それは別料金です」と追加費用を請求されたり、納品後の不具合に対応してもらえないといったケースも起こります。
5. 比較検討は「3社以上」が基本
1社だけで即決するのではなく、最低でも3社以上に見積もりと提案を依頼するのが理想です。 その中で「予算・納期・実績・信頼性・提案力」を比較し、自社に合った制作会社を選ぶようにしましょう。
比較時のチェックポイント例:
観点 | A社 | B社 | C社 |
実績の豊富さ | ◯ | ◎ | △ |
提案力 | ◯ | ◎(独自性あり) | △(浅い) |
コミュニケーション | ◎ | ◯ | △ |
費用 | △(高め) | ◯ | ◎(安価) |
総合評価 | ◯ | ◎ | △ |
このように比較表をつくって検討すると、感覚だけでなく客観的な視点で判断しやすくなります。
プロモーションサイトは「表現力×戦略×技術力」が揃った制作パートナーと組むことで、最大限の効果を発揮します。 だからこそ、時間をかけて慎重に、しかし前向きに制作会社選びに取り組むことが、成果につながる第一歩です。
まとめ
プロモーションサイトは、ただ情報を伝えるだけでなく、ユーザーの感情に訴えかけ、ブランドや商品・サービスへの関心と行動を促す“仕掛け”です。キャンペーンや商品のローンチ時だけでなく、ブランディング強化や集客の起点としても活用される重要なWebマーケティング施策の一つと言えるでしょう。
本記事で紹介したように、効果的なプロモーションサイトを作るには、「目的の明確化」「ユーザー視点の導線設計」「コンテンツとデザインの一貫性」「拡散性を意識した導線づくり」「制作後の分析・改善体制」など、戦略的な視点が欠かせません。また、制作費や制作会社の選び方にも注意が必要です。
単なるWeb制作ではなく、「プロモーションの成功」という視点でサイトを設計・運用することで、投資に見合った成果が得られるプロモーションサイトとなります。ぜひ自社のマーケティング戦略に合った形で、プロモーションサイトの導入を検討してみてください。
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貴社の目的や課題に合わせて、最適な道筋をご提案いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!





